ミステリー推理ゲームとは?
ミステリー推理ゲームは、答えがひと目ではわからない謎を目の前に置きます。脱出ゲームや探し物ゲームとは違い、アイテムを集めたりパズルのピースを動かしたりはしません。最初は「結末」だけしかわからない物語を、あなたが理解していくのです。
What happened? では、出題文はどれも1〜3文だけ。あなたの仕事は、なぜそうなったのかを突き止めること。そのために、イエスかノーで答えられる質問をしていきます。
この遊び方は、日本では水平思考クイズ、いわゆる「ウミガメのスープ」形式の推理ゲームとして親しまれています。ポイントはラテラルシンキング=ものごとを斜めから見る発想。いちばんありそうな説明にとびつかず、視点をずらすことが求められます。最初からすべての情報が揃っている論理パズルとは、そこが決定的に違います。
謎解きがここまでハマる理由
よくできた謎の面白さは、「今わかっていること」と「起きたはずのこと」のあいだにある空白にあります。答えが返ってくるたびに、その空白が少し埋まる——あるいは新しい空白が開く。決定的な場面での「いいえ」は、あなたの仮説をまるごとひっくり返します。
そして訪れるのがアハ体験。バラバラだったピースが一気につながった瞬間、その解答は意外なのに納得できるものとして腑に落ちます。この快感こそ、水平思考クイズが定番の暇つぶしとして愛される理由です。
What happened? の物語は、あえてダークです。死、事故、犯罪を題材にしながら、ブラックユーモアで語られ、グロテスクな描写はありません。不穏さが好奇心を刺激し、解答の切れ味が最後にニヤリとさせてくれます。
アプリが出題役を引き受けます
水平思考クイズを遊ぶには、長いあいだ「答えを知っていて質問に答えてくれる人」が必要でした。What happened? では、その出題役をAIゲームマスターが務めます。AIは各ストーリーの真相を把握していて、「はい」「いいえ」「どちらとも言えます」「関係ありません」「イエス・ノーで答えられません」のいずれかで応じます。
質問は入力でも音声でもOK。電車の中でも、待合室でも、夜のソファでも、ひとりで好きなときに遊べます。
どのストーリーにも「核心となる事実」が設定されています。それをすべて言い当てれば事件は解決。自分の説明で十分かどうかを言い争う必要はありません。ゴールがはっきりしているので、本当に真相を理解できたかどうかがいつでもわかります。
100話、4つのパック、3段階の難易度
What happened? にはオリジナルストーリーが100話収録され、「日常」「移動中」「仕事」「余暇」の4つのパックに分かれています。各話には木版画タッチのイラストが付き、不穏な空気を引き立てます。
難易度は3段階。初心者はやさしい問題から始めて、どんな質問が効くのかを自然に身につけられます。慣れた人は、本気で視点をずらさないと解けない難問へ。
12話は無料で遊べます(各パックから3話ずつ)。気に入ったら、パック単品を各2,99 €、全部まとめてなら7,99 €で購入できます。サブスクはなく、購入済みパックには新しい問題が追加されていきます。新作ストーリーはプッシュ通知でお知らせします。
はじめての謎解きのコツ
出題文は2回読み、一語一語に注意を向けましょう。何気なく見える一言に、鍵が隠れていることがよくあります。
まずは大きな質問から。誰かが死んでいますか? 事故は関係ありますか? 場所は普通ではありませんか? そこから少しずつ絞り込んでいきます。
「関係ありません」という答えは真剣に受け止めてください。その方向は行き止まりだというサインで、無駄な質問を減らせます。一方「どちらとも言えます」は、惜しいけれど前提の一部が間違っているという意味です。
そして何より、自分の思い込みを疑うこと。今が昼だと、登場人物がひとりだと、すべてが同じ場所で起きたと、誰が決めたのでしょう? 下の例題で、さっそく自分の戦略を試してみてください。
